【初心者向け・株式入門】高配当株の探し方!8個のポイント簡単解説!

見極めのポイントは8個の重要指標

今回は高配当株を投資する上で重要となる八つの指標について解説します。

高配当株投資は配当利回りだけを見て購入してしまうと

翌年すぐに減配してしまった

配当金は良いけど株価はだだ下がりで含み損だらけ

など結果として資産を減らしてしまう可能性もあります。

そうならないためにも高配当株を購入する上で確認したい8個のチェック項目を順番に解説します。

今回お伝えする内容をしっかりとチェックして購入すれば、上記のような買わなければよかったなどの後悔してしまうリスクを減らすことができますのでこれから『高配当株投資を始めてみたい!』という方は今回の記事を参考にしてください。

【高配当株投資チェックポイント①】売上高

一つ目のチェックポイントは売上高です。

売上高とは文字通り企業が物を販売したりサービスを提供することで得られる売上の合計額です。

企業によっては営業収益、売上、収益など様々な表現があります。

これはもう詳しい解説は不要かと思いますがチェックするポイントは

売上高のぶれ幅が少なく年々右肩上がりか

です。

当然ながら安定した売上がなければ配当金も支払うことができないため、重要なのは売上の規模感以上に増減が激しくないか、また年々右肩上がりであることが理想です。

【高配当株投資チェックポイント②】EPS(1株あたりの純利益)

二つ目のチェックポイントはEPS(1株あたりの純利益です)です。

MEMO『EPSとは?』
1株あたりの当期純利益のことを言います。

株主が投資した1株に対して会社がどれだけの利益を生んでいるかを示す指標

当期純利益を発行済株式総数で割ることで算出することができます。

EPSは以下の公式で計算することができます。

EPS(1株あたりの当期純利益)=当期純利益 ÷ 発行済株式総数

これも同じくチェックするポイントは

年々右肩上がりか

です。

当期純利益は配当金の減資となる大切な指標です。

企業によっては発行済株式総数は異なるためEPSを見ることで自分の購入した1株あたりに対して企業がどれだけの利益を上げているか判断することができます。

【高配当株投資チェックポイント③】営業利益率

三つ目の指標は営業利益率です。

売上高営業利益率という言い方をされることが多く、売上高から売上原価や販売費・一般管理費を差し引いた営業利益の売上高に対する割合を表します。

簡単にいうと本業でどれだけ儲かっているかを示す指標です。

営業利益が高ければ高いほど収益性の高い企業となります。

営業利益率に関しては高配当株投資の水準として10%以上はほしいところです。

参考までに旧東証一部上場企業の営業利益率の平均は7%前後となっています。

10%以上であれば優良といえ逆に5%以下であると高配当株投資の対象となりません。

【高配当株投資チェックポイント④】自己資本比率

四つ目のチェックポイントは自己資本比率です。

自己資本比率とは総資本における自己資本の比率を表し、会社の安定性を表す指標の一つです。

基本的には自己資本比率が高ければ高いほど安全性が高い(倒産の確率が低い)とされています。

自己資本比率は以下の公式から算出することができます。

自己資本比率=自己資本 ÷ 総資本 × 100

高配当株投資における自己資本比率の目安としては

最低でも40%

理想としては60%以上ほしいところです。

ただ自己資本比率は業界・業種によって大きく異なるため一概にこの数字が全てではありませんが、高配当株投資の目安として40%以上というところはおさえておきましょう。

【高配当株投資チェックポイント⑤】営業活動によるCF(キャッシュフロー)

五つ目のチェックポイントは営業活動によるキャッシュフローです。

営業活動によるCFとは商品の仕入れや販売など主に営業活動による現金収支を表したもので営業キャッシュフローと言われたりもします。

高配当株投資における営業活動によるキャッシュフローのチェックポイントは

毎年黒字であること

長期的に見て増加傾向であること

です。

過去を遡って10年以内に赤字の年があるようであれば高配当株投資のポートフォリオの一角としては適しておらず基本的には毎年黒字で右肩上がりであることが理想です。

【高配当株投資チェックポイント⑥】現金等

六つ目のチェックポイントはズバリ現金等です。

兎にも角にも企業の一番の目的はお金を稼ぐことです。

長期的に見て現金が増えているかを確認しておくことが大切です。

現金が多いことのメリットとして

①不景気などで一時的に経営が苦しい時でも乗り切れる

②大きな事業投資などチャンスを逃さず投資できる

③配当や自社株買いなど株主に還元してくれる

などがあります。

会社によっては株や債権など現金としてはあまり持っていなくても換金制の高い資産を保有している企業もあったりするのでこちらも確認しておくと良いでしょう。

【高配当株投資チェックポイント⑦】1株あたり配当金

7つ目のチェックポイントは1株あたり配当金です。

当然ながら高配当株投資においてはトップレベルに重要となる指標です。

チェックするポイントは二つ

①配当金の安定性

②配当金の成長性

です。

配当金の安定性については減配(頻繁に配当金の額が減ることがないか)と無配(配当が0円になること)などがないか

成長性に関しては減配するだけでなく年々増えていっているかも確認します。

不景気の時にどんな動きをしていたかを確認するとともに連続して増配している企業であるかどうかが重要となります。

【高配当株投資チェックポイント⑧】配当性向

最後のチェックポイントは配当性向です。

配当性向とは今年度の利益の内何%を株主にキャッシュバックしているかを示す指標です。

いくら配当金が高くてもあまりに配当性向が高すぎる場合当然ながら長続きするわけもなく長期的に見るとリスクが高いと言えます。

高配当株投資のポートフォリオの一角として長い目で見るなら30〜50%位の範囲であることが適切と言えます。

まとめ:8つのポイントで強固な高配当株ポートフォリオを作成しよう!

以上高配当株ポートフォリオを作成する時の八つの重要指標について解説しました。

改めて最後に高配当株ポートフォリオを作成するための8つの重要指標のおさらいです。

高配当株8つの重要指標
  1. 売上高
  2. EPS(1株あたり純利益)
  3. 営業利益率
  4. 自己資本比率
  5. 営業活動によるCF
  6. 現金等
  7. 1株あたり配当金
  8. 配当性向

高配当株は利回りだけを見て購入してしまうと減配、株価下落など大きな損失を出してしまう可能性があります。

一方で今回紹介した八つの指標をチェックし購入することで将来の資産形成に向けて強固なポートフォリオを作成することができます。

他人の情報を鵜呑みにせずしっかりと自分で判断し将来への資産形成を行なっていきましょう。

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