【初心者向け株式入門】PER・PBRとは?違いを簡単解説!

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株を買ってみたいけれど何を基準に購入したらいいんだろう?

投資を始める時に多くの方が抱える疑問の一つです。

株価は発行済株式数が各企業異なり時価総額が全く違うため、単純に株価が高いか安いかだけでは割安かそれとも割高なのかどうかを判断することはできません。

それでは一体どこをみて判断すれば良いのでしょうか?

今回の記事ではそんな株式投資を始める際の疑問について解説します。

PERとは?

株価が割安か?もしくは割高か判断する指標の一つにPERというものがあります。

PERはPrice Earnings Ratioの略で日本語では株価収益率表されます。

PER(Price Earnings Ratio)

PER(株価収益率)=株価 ÷ 一株あたり当期純利益(EPS)

または

PER(株価収益率)=時価総額 ÷ 当期純利益

※EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式数

純利益とは企業が本業で得た収益から税金など全ての費用を差し引いた後に残った最終的な利益のことを言います。

PERは現在の株価が一株あたりの純利益の何倍か?何年で稼ぐことができるかを示す指標です。

例えばA社の時価総額が10億円で今期の純利益が1億円だった場合、A社のPERは

PER=10億円(時価総額) ÷ 1億円(純利益) = 10(倍)

という計算になります。

PERの目安は?

PERは簡単にいうと企業がどれだけ稼ぐ力があるかを示しています。

一般的にPERの数値は低ければ低いほど割安とされており、PERの単位は倍で表現します。

日経平均のPERは平均して13〜16倍あたりとなっており、

日本の企業のPERを測る目安として一般的には15倍が基準とされ、それを上回っていれば割高、下回っている場合は割安とされています。

ちなみに当期純利益がマイナスの場合、いわゆる赤字であった場合PERもマイナスとなりますが当然ながら割安ということにはなりません。

業界によって違うPERの基準

日経平均のPERの基準が15倍前後とお伝えしましたが、実はこのPERという数字は業界によって違うため一概に全てを同一で比較できるわけではありません。

例えば既に成熟された(一般に今後急激な成長は見込めない)企業は10を切ることも珍しくなく、製造業や金融業などが低い傾向にあります、

一方でITなど今後成長の見込まれる企業株、いわゆるグロース株のPERは50倍を超えることもあり高い傾向にあります。

そのためPERを比較する際は同業種間、また経営内容の似ている会社で比較することが有効とされています。

PBRとは?

株価が割安か割高か判断するための指標としてPERの他にPBRというものがあります。

PBRはPrice Book-value Ratioの略で日本語で株価純資産倍率と言います。

PBR(Price Book-value Ratio)

PBR(株価純資産倍率)=株価 ÷ 1株あたりの純資産(PBR)

または

PBR(株価純資産倍率)=時価総額 ÷ 純資産

純資産とは総資産(お金、株、不動産)から負債(銀行からの借入など)を引いたもののことを言います。

PBRは時価総額に対して純資産がどれだけあるかを示した指標となります。

例えばA社の時価総額が10億円で純資産5億円の会社の場合PBRは

PBR(株価純資産倍率)=10億円(時価総額) ÷ 5億円(純資産)=2(倍)

という計算になります。

PBRの目安は?

PBRもPERと同じく低ければ割安で高ければ割高とされ単位は倍で表現されます。

PBRの目安は1倍とされ、日経平均のPBRは大体1.0〜1.5倍の間で推移しています。

PBRが1倍というのは時価総額=純資産となり仮に会社が解散した場合でも理論上では株主に全額戻ってくることになります。

逆にPBRが0.5倍であったとすれば時価総額に対して2倍もの純資産があることとなり、この場合全ての株を売ったとするならば株価に対して倍の金額の価値があるということになり、つまり株価としては割安という判断ができます。

PBRで比べる時は業種別に比較すること

PBRもPERと同じく業界によって高低の傾向があるため比較する時は同じ業界の企業同士で見ることが有効です。

医薬品、小売業、情報通信業界などは比較的PBRが高い一方で、銀行、非金属などはPBRが低い傾向にあります。

ソフトウェアなど成長産業はPBRが高く、成熟企業ほどPBRは低いことが多いのも一つの特徴です。

PBRを見る際の注意点

PBRは純資産に対する株価の割安性を判断するための指標であり短期的な変動を見るための指標としては適していません。

そのためPBR単独で現在の株価の割安感を判断するのは好ましくありません。

また利益が伸び悩んでいる企業など将来の利益成長力も反映しにくい点にも注意が必要です。

PBRは一般的に1.0倍が底値と言われており1.0倍以下であるにも関わらず上昇の兆しがない場合、将来性に何かしらのリスクを抱えている可能性も高くその他の指標と合わせて判断する必要があります。

まとめ:PERとPBRを使い分けて企業分析を行おう

PERとPBRの違い、それぞれの特徴を解説してきました。

まとめ

PER(株価収益率)・・・企業の収益力。利益から見た株価の割安性

PBR(株価純資産倍率)・・・企業の資産性。純資産から見た株価の割安性

企業の株価が割安か割高か判断するには発行株式数が全く違うので株価だけでは判断することはできません。

そこでPER、PBRを判断基準の一つとして使用することで財務諸表から現在の株価が割安か割高か判断する一つの材料となります。

一般的にはPER、PBR共に小さければ小さいほど収益性、資産性が良いとされ高いと割高とされていますが業種によって違いがあるので、比較する際は同業種の数値も合わせてチェックすることが大切です。

PER、PBR共に株式を購入する際の判断基準として大切な指標となりますので是非とも活用してみてください。

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