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再開間近!超お得に旅行が楽しめるGOTOトラベル
2020年7月22日よりスタートしたGOTOトラベル事業
大打撃を受けた観光業を救おうと観光庁により始まったこの事業は驚愕の割引額で大きな話題を呼びました。
昨年の流行で年末より一時休止となってしまったGOTOトラベルですが、感染者の減少により再開の噂が連日報道されていますが、いよいよ来年より再開されることが現実味を帯びてきました。
そこで今回はGOTOトラベルが再開される前に2020年より始まったGOTOトラベルの仕組みのおさらいをし、いざスタートした時に乗り遅れずお得に旅行が楽しめるよう詳しく解説していきます!
観光業に携わりGOTOトラベル事業に対応してきた筆者ならではの超細かい解説で皆様の旅行の手助けとなれば幸いです。
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割引率・割引金額は?
まず初めに一番重要となる割引率と割引金額。
前回は上限2万円ということで割引金額も大きかったため予約が高級宿に集中する事態になりました。
詳細は以下の通りです。
割引の上限は宿泊料金の50%で2万円(旅行代金35%+地域共通クーポン15%)
とっても複雑だったGOTOトラベルですが、そのうちの一つが割引金額の計算方法。
宿泊代金の50%で割引の上限が2万円。
と思いたくなるところですが、話はそう簡単じゃないんです。
あくまで
・旅行代金の35%が値引き
・旅行代金の15%が地域共通クーポン券として付与
つまり4万円の宿に宿泊した場合は
4万円ー1万4千円(35%)=2万6千円(支払い金額)
4万円×15%=6千円(15%)
よって4万円の宿に宿泊したら2万6千円支払って2万円割り引きを受けることができるということになります。
ここが単純なようで意外とややこしいところの一つです。
(観光庁HPより出典)
割引上限額は50%で最大2万円
割引金額には当然上限があります。
一人当たり50%で最大2万円。
つまり一人4万のホテルに二人で泊まれば
8万の50%=4万円分の割引が得られるわけです。
しかし50%という上限があるため
安いビジネスホテルに泊まったら当然ながら得られる恩恵が少ないのです。
そのため前回のGOTOトラベルは高級宿は話題となり潤いましたが、ビジネスホテルはあまり恩恵を受けることができず不満の声も多く聞かれました。
利用回数に制限はなし、当初泊数も制限はなかったものの途中から導入される
GOTOトラベルの利用回数に制限はありません。
そのため一人で何度ホテルを利用しようとも何回でも利用できます。
また泊数に関してもスタート当初は制限がありませんでした。
そのため1ヶ月高級宿に泊まったら60万円の割引が受けられるなどテレビでも話題になっていました。
しかし途中より多くの方に利用してもらうことで観光需要を最大限に喚起するという観点から8泊目以降の宿泊は適用外となりました。
(7泊目までは割引が適用されます)
ビジネス・出張に関しても途中から対象外に
GOTOトラベル開始当初は旅行・ビジネスなどの括りがなく全ての宿泊が対象でした。
しかしこちらもGOTOトラベル事業の本来の目的である観光需要の喚起という観点より、途中から対象外となりました。
ですがこれに関しては結構グレーで利用するゲストがあくまで観光と言ったらホテル側としてはそれ以上突っ込むことができず微妙なところだったようです。
割引対象となる旅行商品
(観光庁HPより出典)
①宿泊+交通機関のセットプラン
いわゆるバウチャー商品などと呼ばれるものです。
宿泊+飛行機、電車などがついたものも対象となります。
ただし宿を予約してその後新幹線を別で予約した場合などは宿の宿泊代金に関しては割引対象となりますが、新幹線代は割引対象外となります。
②宿泊のみ
JTB、近畿日本ツーリストなどの旅行会社経由、ホテルへ直接電話しての予約、楽天・一休・エクスペディアなど所謂オンライン予約サイトなどどこから予約しても対象です。
③宿泊に準ずるもの
クルーズ、寝台列車、夜行フェリーなどが対象となります。
割引の適用にはSTAY NAVIの登録が必要に
今回のGOTOトラベルは基本どこから予約しても割引が適用されました。
しかし一つ厄介だったのがSTAY NAVIの登録。
ホテル公式ホームページ、もしくは電話で予約した場合は個人で別途STAY NAVIというサイトで手続きをしなければいけませんでした。(一部ホテルでは代行して登録してくれることもあったようです)
そのため圧倒的にOTAと呼ばれる楽天、一休などのサイトから予約する方が登録の手間も省け簡単で、各サイトのポイントがつくためおすすめでした。
地域共通クーポン(紙・電子)
(出典:観光庁HPより)
旅行代金の15%は地域共通クーポンとして配布されます。
地域共通クーポンは電子クーポン、紙クーポンの2種類に分けられます。
店舗によって両方OKだったり、紙クーポンだけOKなど異なるので利用する前に確認が必要となります。
紙クーポン・電子クーポン
地域共通クーポンは紙クーポンと電子クーポンの2種類あります。
予約したサイト・方法・経路によって紙クーポンと電子クーポン分かれています。
それぞれメリット・デメリットありますが、電子クーポンはチェックインしていなくても時間になれば利用することができ、不正に繋がったため多くのオンライン予約サイト、旅行代理店が電子クーポンから紙クーポンへと変更していきました。
利用可能なエリア
地域共通クーポンは宿泊した施設の都道府県+隣接する都道府県で利用することができます。
例:千葉県に宿泊した場合
利用可能都道府県:千葉県、東京都、埼玉県、茨城県、神奈川県
利用可能時間・期間
利用可能な時間は紙クーポンと電子クーポンによって違います。
電子クーポン
(出典:観光庁HP)
当初は利用開始日の15時よりすることができました。
しかし電子クーポンだけ利用してNO -SHOW(宿にCXLの連絡もせず宿泊しないこと)が多発したため、対策として予約した時間に応じて電子クーポンの利用開始時間を変更する措置を取りました。
紙クーポン
チェックインの当日からチエックアウト日まで利用することができます。
通常はチェックインの際にホテルのフロントで受け取ることになるのでチェックインした日の15時以降となりますが、旅行代理店経由で予約し、事前に受け取っていたパターンの時は早くから利用することができます。
地域共通クーポンが利用可能な施設・交通機関
(出典:観光庁HP)
地域共通クーポンが利用できる施設には必ずGOTOトラベル事業での公表に加え、店頭に上記のステッカー、ポスターを設置することが義務付けられています。
観光需要の喚起が目的として開始されたGOTOトラベル。
その一部として地域共通クーポンが配布されますが、この地域共通クーポンの利用できる施設については意外と多くの施設が利用することができます。
中には観光と全く関係ない施設も多く、日用品に使われたりしたりしなかったりとか。。
地域共通クーポンが利用できない施設
(出典:観光庁HP)
税金、宝くじ、電気・ガス代等々見ていただければわかる通り
当たり前だろ!!!
って突っ込みたくなるようなものまで細かく記載されています。
ただ先にも述べた通りコンビニ、薬局など意外と幅広く使えるのも事実ではありますが。。
GOTOトラベルを使ってお得に旅行を楽しもう
以上GOTOトラベルについて解説してきました。
ご覧いただいた通りGOTOトラベルを利用すればお得に宿泊できることはもちろんのこと、地域のレストラン、土産など様々な場面で割引を受けることができます。
もちろんGOTOトラベルは対象事業所・利用する方双方が安全・安心を守り利用にあたっての遵守事項を守ることが大前提となります。
衛生対策をしっかりと行い、新しい生活様式を理解した上で旅行を楽しみましょう。
以上最後までご覧いただきありがとうございました。