目次
世界情勢がもたらす不安定な相場
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子供との過ごす自由な時間・自由な生活を目標にサイドFIREを目指す現役サラリーマンの高配当株投資実績。
2022年3月の高配当株購入結果をご紹介します。
3月は2月後半からのウクライナ危機により引き続き不安定な相場が続いています。
2022年3月期の日本の上場企業の配当総額は過去最高となり、前期比で増配を見込む企業は全体の4割、配当総額は3年ぶりに過去最高を更新する見込みという一見すると経済は上向きのように感じます。
しかしながら20年ぶりの円安水準、世界各国の金利上昇など経済の先行きは依然として不透明な状況です。
しっかりと相場を見極め銘柄選定をしなければ痛い目にあってしまうのでまだまだ慎重にいく必要があります。
3月の日経平均株価
3月の日経平均株価は乱高下の激しい1ヶ月でした。
3月9日に最安値の24,717円をつけたもののその後は一時28,000円台まで回復し3月の終値は27,821円で取引を終えています。
3月単月で見れば1,295円のプラスで取引を終えたことになりますが年初来ではマイナス5.05%の結果です。
これは日経平均だけに限った話でなく世界的に見て株価は下落傾向となっています。
世界を引っ張るS%P500も四半期ベースでは2年ぶりにマイナスの成績となりました。
確実にコロナバブルは終焉したと考えた方がよさそうです。
株価動向ニュース①ウクライナ情勢による資源高・物価上昇
3月のニュース一つ目はウクライナ情勢に伴う物価高・資源高の影響です。
2月より始まったウクライナへの攻撃、ロシアに対する制裁により世界各国で資源の高騰が続いています。
日本国内で言えば、原油などの高騰によるガソリン価格の高騰。
天然ガスの高騰による電気代の値上がり。
その他小麦、大豆、とうもろこし、アルミニウムなど様々な資源の高騰が続き日本国内でもインフレ、物価高が続いています。
急激なスピードで円安が進む中、円だけで資産を保有することはいかにリスクが大きいかがわかります。
株価動向ニュース②米国の金利動向
3月二つ目のニュースが米国の金利動向です。
何と言っても世界経済の中心はアメリカ、その米国で3月の15、16日にFOMCが開催されました。
そこの会議で
- 現在0.00%〜0.25%の短期金利を0.25%〜0.50%へと引き上げること
- 2022年中に7回分の利上げを予定。ゼロ金利政策の解除
が決定されました。
最終的に米国の短期金利は2.75%くらいとなる予想され、今後利上げ幅が大きくなるほど株価に与える影響はマイナスとなります。
2022年3月高配当株購入結果
それでは2022年3月の高配当株購入結果をお伝えします。
基本的には配当利回り3.7%以上を基準としていますが、一部好みの問題で大幅に基準を下がる銘柄を購入したりもしています。(無印良品とか。。)
3月も相変わらず高配当の大型株はまだまだ購入の水準にはいかなかったものの小型株を中心にいい感じで下がってきた銘柄を買い進めていきました。
日付 | 銘柄 | 株価 | 数 | 金額 | 配当予想 | 配当利回り |
3/3 | アサンテ | 1556 | 3 | 4668 | 62 | 3.98% |
3/4 | アサンテ | 1517 | 3 | 4551 | 62 | 4.09% |
3/7 | 三菱HCキャピタル | 547 | 10 | 5470 | 26 | 4.75% |
3/7 | 良品計画 | 1516 | 3 | 4548 | 40 | 2.64% |
3/7 | アマダ | 935 | 10 | 9350 | 38 | 4.06% |
3/7 | アサンテ | 1500 | 3 | 4500 | 62 | 4.13% |
3/7 | ブリヂストン | 4263 | 3 | 12789 | 170 | 3.99% |
3/7 | 武田薬品 | 3419 | 3 | 10257 | 180 | 5.26% |
3/18 | 東鉄工業 | 2281 | 2 | 4562 | 85 | 3.73% |
3/28 | 良品計画 | 1453 | 1 | 1453 | 40 | 2.75% |
3/30 | 良品計画 | 1458 | 1 | 1458 | 40 | 2.74% |
3/30 | アサンテ | 1466 | 3 | 4398 | 62 | 4.23% |
3/30 | 日本ケアサプライ | 1420 | 10 | 14200 | 60 | 4.23% |
3/30 | 東鉄工業 | 2265 | 4 | 9060 | 85 | 3.75% |
3/30 | 東鉄工業 | 2292 | 3 | 6876 | 85 | 3.71% |
3月の購入金額合計は98,140円という結果でした。
3月の一時24,000円代を付けたときは、いよいよ買い時が来るか!?と期待しましたがその後28,000円台まで上昇するなど相場の読みにくい1ヶ月でした。
高配当株は買うタイミングがとても重要なので焦ることなく、またキャッシュポジションを厚くしながらタイミングを待ちたいと思います。
2022年3月に一番多く購入した株式銘柄『東鉄工業株式会社』
そんな中で2022年3月に一番多く購入した株式銘柄は『東鉄工業株式会社(1835)』です。
企業名 | 東鉄工業株式会社 | ||||
特色 | 線路の維持補修や駅舎など鉄道工事に強いゼネコン。JR関連が大半 | ||||
設立 | 1943年7月7日 | ||||
資本金 | 28億1,000万円 | ||||
時価総額 | 81,767(百万) | ||||
発行済株式数 | 36,100,000株 | ||||
配当利回り | 3.75% | 1株配当 | 85円 | ||
PER | 15.59 | PBR | 0.82 |
購入株数:9株、平均取得単価:2,278円、合計20,498円分購入という結果でした。
直近の決算では下げたものの業績はここ10年安定しており、配当金も増加傾向です。
配当利回りは約3.75%
高配当株が軒並み好調であるのに対し東鉄工業は直近3ヶ月で約500円も値を下げています。
PBRが0.82と若干の割安感はあるものの今後も安定した配当が続けられるかが気になるところです。
まとめ:高配当株投資は慎重にキャッシュポジションを厚くして待とう
以上2022年3月の高配当株投資結果をお伝えしました。
日経平均株価は3月後半の価格上昇により一旦は買い増しを控える状況です。
しかしながら米国も年初よりマイナス5%下げているなど世界的に見ても今後株価は下落していく可能性があります。
焦ることなくしっかりとタイミングを待ちながら少しづつ買い増していきたいところです。
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